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浜松まつり 凧揚げ 規模縮小・分散開催、御殿屋台の引き回し中止

2021年(令和3年)浜松まつり開催予定

毎年5月3~5日のゴールデンウィーク期間中に開催される浜松まつり。昨年は新型コロナウィルスの感染拡大に伴い中止となったが、今年は感染拡大が続く中でも開催に向け様々な方法が検討されてきた。

1月22日、浜松まつり組織委員長の鈴木康友市長、浜松商工会議所、参加町などで組織する委員会が会合を開き、開催案について意見交換して最終的な判断を決定、今年の浜松まつりは、凧揚げの規模を縮小、さらに分散、厳しいルールの下で開催、御殿屋台の引き回しは取りやめに決まった。

開催には新型コロナウィルスの感染拡大を不安視する多くの市民から反対の意見も寄せられていたが、組織委員長は「浜松まつりは皆さまの安全を確保した上で、規模を縮小して開催、浜松まつりの伝統を絶やさないようにしたいと考えている」と説明した。

御殿屋台の引き回しには、市内外から多くの見物客が集まり、密を避けることが難しく、市内全域で開催されるため、厳しいルールを設けたとしても監視の目が届かず、お酒がつきものの祭りで、浜松まつりの代名詞ともいえる「激練り」が発生しまえば収集は不可能だ。

また、屋台の上で子供たち笛や太鼓のお囃子(おはやし)を奏でるが、各町とも2~3ヶ月前から練習を始め、まつり以前に練習の段階から密になりかねないことから中止となった。

凧揚げ合戦は、参加者以外の入場を禁止した無観客となり、従来の3日間から日程を5日間に拡大しての分散開催で密を回避する。マスク・フェイシールドの着用を義務化、飛沫を防ぐためラッパの使用を禁止、水分補給以外の飲食は禁止(飲酒禁止)といった制約の下での開催となる。

今年の浜松まつりは、従来の凧上げ合戦ではなく、穏やかな凧上げ大会になりそうだ。

浜松まつりは、約450余年前の永禄年間(1558~1569年)この地を治めていた引馬城主の長男誕生を祝って、凧を揚げたことが始まりと言われている。現在の浜松まつりは「バカ騒ぎ」する祭りと化してしまっているが、これが本来あるべき浜松まつりの姿なのかもしれない。

ただし、新型コロナウィルスの感染状況が見通せないことから、この先どうなるかは以前として不透明であり、感染状況次第では中止の可能性もありえる。