米津台場跡
「台場」と聞くとフジテレビがある東京の「お台場」を思い浮かべるかもしれないが、台場とは地名ではありません。
台場とは、外国船の出没に備える目的で、幕末に日本各地の沿岸に設置された砲台です。ものです。
米津台場は、安政2年(1855年)幕府の命により、浜松藩が武士と付近の農民に築かせました。
米津浜には、東・中・西の3基あり、高さおよそ27m、前面はすべて石積みで、上部には、砲身およそ5.5m、重量およそ2t、人の頭ほどの口径の大砲を備えていたと伝えられています。
浜松に住んでいる人でも「米津台場跡」と聞いてすぐに分かる人は少ないであろう。すぐ隣の道を通っても、この場所が幕末の史跡とは誰も思わないだろう。小高い丘の上に三基あった砲台のうち真ん中の一基が残っているだけ。写真に写っているものが「米津台場跡」の全て。明確な目的がないのであれば、ここを観光の目的にすることはおすすめしない。当時使用されていた大砲の玉は近くにある「新津小学校」に保管されているが、小学校のため勝手に入ると通報されるので注意。
米津台場跡
名称 | 米津台場跡 |
住所 | 〒432-8058 静岡県浜松市中央区新橋町2011-6 |
電話番号 | 053-457-2293(浜松市役所 産業部観光・シティプロモーション課) |
営業時間 | 24時間入場・見学可能(夜間の照明設備無し) |
定休日 | 通年入場・見学可能(年中無休) |
駐車場 | 専用駐車場なし |
料金 | 入場・見学無料 |
アクセス | 【車・タクシー】東名浜松ICより約30分|JR浜松駅より約10分【電車】JR浜松駅より約6.1km【バス】遠鉄バス「米津浜」下車 |
Web | 米津台場跡 公式ホームページ(浜松市役所) |