浜松市の行政区は令和6年1月1日に7区から3区に再編されました

浜松最強パワースポット 出世神社「徳川家康 豊臣秀吉 像」元城町東照宮

元城町東照宮(本殿)

徳川家康の像と、豊臣秀吉の像がある「元城東照宮」は、かつて徳川家康が落としたお城「曳馬城」があった地に建てられた神社です。

徳川家康は1568年(永禄11年)今川方の拠点であった曳馬城を攻め落とし入城しました。戦国時代、「曳馬」という名前は「馬を引く」=「負け戦」を連想させることから縁起が悪いとして「浜松城」と改称し城域の拡張や改修を行い、現在の場所に浜松城を築き城下町の形成を進めました。

元城町東照宮(曳馬城跡)

浜松城の前身となる曳馬城には「豊臣秀吉」も訪れたことがあり、二人の武将を天下人へと導いた場所といわれています。

境内には、勇ましい徳川家康の像と、若き日の豊臣秀吉の像があり、中央の空いた台座に立って記念写真を撮ることが出来ます。

また、曳馬城のすぐ北の山下町に、1946年(昭和21年)本田技研工業の前身となる旧本田技術研究所が設立されました。これらのことから、曳馬城の跡地に建てられた元城町東照宮は「出世神社」とも呼ばれ、パワースポットとして多くの観光客が訪れます。

元城町東照宮(徳川家康 豊臣秀吉)

しかし、「出世神社」という言葉が言われだしたのは、最近の話であり、浜松城が出世城、それなら元城東照宮は出世神社という流れだと思われます。

また、本田技術研究所は近かったというだけで特に深い関係はありません。

神社自体が「神や仏の宿る場所で、訪れることでご利益が期待できる神聖な場所」としてパワースポットではあるのですが、「二人の武将を天下人へと導いた場所」や「本田技術研究所設立の地」と案内されているものにパワースポットとしての根拠はないようです。

観光客誘致のための戦略的なパワースポットという印象です。

引間城御城印所

ちなみに、元城町東照宮から西に数十メートルのところにある、ペット同伴可能な飲食店 ドッグルハウスの裏手には、引間城の御城印がもらえる「引間城御城印所」があります。既にないお城の御城印がもらえるのはちょうっと珍しいですね。

名称元城町東照宮(曳馬城跡地)
住所〒430-0946 静岡県浜松市中央区元城町111-2
電話番号053-457-2021(浜松市役所企画調整部広聴広報課)
営業時間24時間入場・参拝可能(夜間の照明設備無し)
休館・休業通年参拝可能(年中無休)
駐車場専用駐車場なし、浜松城・浜松城公園の駐車場が利用可能、周辺に有料P多数あり