浜松市には美味しいものがいっぱい!「浜松餃子」「遠州焼き」「空自空上げ」など、浜松グルメを自宅で簡単に再現できる簡単レシピをプロの料理人監修でご紹介します。
浜松風 浅蒸うなぎの蒲焼
東京と大阪のほぼ中心にある浜松には関東風・関西風のうなぎを出すお店が混在していますが、養殖うなぎ発祥の地でもある浜松(浜名湖)では昔から浅蒸という調理法でうなぎを提供す店が多数あり、浜松風や中京風とも呼ばれている。
材料(1人前)
- うなぎ:1尾
- ごはん:お好みで
【うなぎのタレ】
- 醤油(濃口):大さじ4
- みりん:大さじ4
- 料理酒:大さじ4
- 黒砂糖(砂糖でも可):大さじ2
うなぎのタレは密封した容器に入れて冷蔵庫で半年保存ができます。少し多めに作っても問題ありません。
作り方
- 生の開いた鰻を3、もしくは4等分します。頭は切っておく。
- 魚グリルで皮目から強火で焼く。(頭も焼きます)焦げない程度に焼けたら裏面、身のほうを8割程度焼く。
- 下焼きが終わったらセイロに並べて敷き詰めて火にかけ、約10~15分蒸し上げる。時間は関東風と呼ばれているものと比較して短時間。
- 本来であれば瓶にタレを入れ、うなぎに串を刺して串を直接入れる(ドブ漬け)でタレをかけながら焼きを繰り返すのがだ、一般家庭のキッチンでは難しいと思うので[手順5]に進む。
- 鍋にタレを全て入れ火にかけ弱火で、浅蒸の工程が終わったうなぎを3~5分程度煮る。(頭も一緒に煮る)
- 鍋から取り出し再度、両面を弱火で焼き上げる。ハケなどでタレを塗り1~3回繰り返し焼く。(焦げやすいので注意)
- 焼き上がったうなぎを火を止めた鍋につけてタレを絡めたら出来上がり。
【うなぎのタレ】
浜松風のうなぎのタレは少し甘味が強いのが特長。基本的な材料は上記の通りですが、しょうゆの代わりにたまり醤油を使ったり、砂糖の代わりに黒砂糖・氷砂糖を使うなど、お好みの甘さにアレンジしてみてください。
- 小さめのフライパンに全ての材料を入れ中火にし、煮詰めます。
- ふつふつとしてきたら弱火にして、焦げ付かないように木べらでかき混ぜながら、煮詰めます。
- とろりとしてきたら、火から下ろして完成です。