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浜松城 二の丸御殿(元城小学校跡地)発掘調査に新たな進展

浜松城 二の丸 発掘調査

浜松城(中区)天守閣の東側に位置し、蒔絵などから二の丸御殿があったとされる元城小学校跡地で行われている発掘調査で、二の丸御殿の存在を裏付ける手掛かりが新たに発見された。

2021年9月13日(月曜)開かれた報告会では、二の丸御殿の基礎として柱を支える礎石6個が発見されたことが明らかとなった。

礎石と礎石の間が約2メートルあり、江戸時代の上位階層の住居の特徴である京間を基準に設計されていることが確認され、他にも、軒先の雨水を受ける「雨落ち溝」の存在も確認された。

今回の発見によって、蒔絵との照合も可能となり、二の丸御殿の構造や具体的な姿の復元に大きく前進した。

浜松城は2020年に約5000万円をかけて天守閣内部の展示物などを大幅リニューアルし、2023年にはNHK大河ドラマ「どうする家康」の放送が決まっていることもあり、今回の調査結果にも期待が膨らむ。

発掘調査の詳しい進捗状況は浜松市の公式ホームページで確認できます。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/