2022年10月22日(土曜)~12月4日(日曜)までの期間、浜松市博物館(中区蜆塚)で、三方ヶ原の合戦450年を記念した特別展「三方ヶ原の戦いと家康伝承」が開催される。
三方ヶ原の戦いとは、元亀3年(1573年)に、遠江国敷知郡の三方ヶ原(現在の静岡県浜松市北区三方原町近辺)で起こった武田信玄と徳川家康・織田信長の間で行われた戦い。信長包囲網に参加すべく上洛の途上にあった武田軍を徳川・織田の連合軍が迎え撃ったが敗退した。徳川家康の生涯で最大の負け戦ともいわれている。
本展では三方ヶ原の戦いに参加した人物たちにまつわる資料を展示する。また、この戦いは後世にも大きな影響を与え、様々な伝承やイメージが形成されており、後世からみた三方ヶ原の戦いや家康のイメージについても紹介している。また、市民との共同により地域に残る家康の伝承を調査した「家康伝承調査事業」の成果についても展示している。
期間中は、関連イベントとして「学芸員によるギャラリートーク」「ワークショップ 錦絵を組み立ててみよう」「講演会 徳川家康三方ヶ原戦役画像の謎」も開催される。
参加には事前の申し込みが必要。日程等の詳細は浜松市博物館公式ホームページをご確認ください。
また、浜松市美術館(中区)でも、三方ヶ原の合戦450年を記念した独自の企画展『名刀 泰平を切り開く 戦国から江戸へ』が開催される。
- 開催期間:2022年10月22日(土曜)~12月4日(日曜)
- 開催場所:浜松市博物館 特別展示室、展示ホール
- 開催時間:午前9時~午後5時
- 観覧料金:大人:500円、中人(高校生):200円、70歳以上:250円、中学生以下:無料、※各種割引料金あり