鈴木康友市長:こんなことも想定して準備はしておいた
浜松市は、国の18歳以下への10万円相当の給付をめぐり、いち早く現金一括給付の可能性を示唆していたが、12月13日(月曜)の岸田総理の会見をもとに、正式に年内に現金で一括給付をする方針であることを明らかにした。
児童手当を支給している世帯には12月28日(火曜)を予定しており、その他の世帯にも順次、進めていくとしている。
浜松市議会は12月14日(火曜)の本会議で、当初年内に支給する予定だった62億1000万円の予算を認めた。さらに一括給付には61億3800万円が必要となるが、市役所が現在動かしている資金を集めて対応するとしている。
浜松市の鈴木康友市長は、『2回に分けて、あるいはクーポンでとなると給付にかかる費用がかさむ。速やかに一括で交付することが最適』『自治体としては早く方針を出してもらった方が準備もスピーディーに進むのでよかったが、政治の世界ですので意思決定に永田町でもいろいろな事情があろうかと』『こんなことも想定して準備はしておいた』と話した。