2025年8月2日(土曜)140年の歴史があり、浜松地域遺産の無形民俗文化財にも認定されている天竜の夏の風物詩「鹿島の花火」が復活する。
2023年は、規模(打ち上げ数)こそ縮小されたがコロナを乗り越え、実に4年ぶりの開催となった鹿島の花火だが、2024年は「観光協会会員らの高齢化」という新たな問題が浮き彫りとなり中止となった。
開催にあたっては企画段階での業務負担も重く、運営に携わる人員の確保が困難で「今の態勢では継続できない」との判断に至った。
伝統ある花火大会を継続するため、持続可能な運営を目指し、地元の若い世代による地元の有志が集まり「検討委員会」を発足。メンバーが20人規模となった時点で「実行委員会」に移行して鹿島の花火復活に向け準備を進めてきた。
2025年は鹿島の花火が復活が決まったが、ここで新たな問題が浮上。昨今の物価高の影響により令和元年と比較して約200万円の追加資金が必要となっている。
このため、実行委員会では地域に根付いた伝統を絶やさないためにも現在、クラウドファンディングで支援を呼び掛けている。目標金額は追加費用分の200万円。支援受付は6月8日(日曜)までを予定している。集まった資金はは主に歩行者天国エリアの警備費などに充てられ、返礼品には鹿島の花火をテーマにしたものが用意される。
詳しくは、クラウドファンディング「明治8年から続いている「鹿島の花火」を復活させ後世に残したい。」ページをご確認ください。
- 名称:鹿島の花火
- 開催日:2025年8月2日(土曜)※延期日9月6日(土曜)
【天竜区観光協会】
https://tenryu-daisuki.com/