鴨江寺(鴨江観音)
鴨江観音、正しくは「高野山真言宗甲江山 鴨江寺」は、遠州地方の民話で知られる芋堀長者の観音堂建立伝承がある古刹です。写真の仁王門は、現住職の発願で2002年に建立されました。
地域の人々からは親しみを込めて「お鴨江さん」「鴨江の観音さま」と呼ばれ、節目の行事には多くの参拝者が訪れます。
境内には「弁天堂」「成田不動堂」「地蔵尊」「観音堂」「大師堂」などがあり、木々に囲まれて池もあります。
慶長13年(1608年)火災で観音堂を失いますが、江戸時代になり元和2年(1616年)、徳川家康が観音堂を再建するなど家康との縁が強い寺となっています。
地元の人には「鴨江寺」よりも「鴨江観音」といったほう馴染みがある。鏡内は色鮮やかな朱色で統一され、建物一つ一つが大胆で豪快な作り。浜松市の中心部に程近いということもあり、緑あふれるとは言い難いが、逆に無機質な空間に異彩を放つ建物が非日常的空間を演出している。お彼岸の際には境内に鎮座する水向地蔵尊に、「阿伽井戸」と呼ばれる井戸から汲んだ水を長い竹柄杓を使ってかける慣わしがあり、無病厄除のご利益があるとされ、諸願成就、交通安全など多方面にわたるご利益を授かることのできる寺院とされている。初詣、お彼岸、お盆などは境内に多くの露店が並び、大勢の人で賑わいます。大昔は現在の根上がり松が境内だったそうです。
鴨江寺(鴨江観音)
名称 | 鴨江寺(鴨江観音) |
住所 | 〒432-8023 静岡県浜松市中央区鴨江4-17-1 |
電話番号 | 053-454-5121 |
営業時間 | 一部、24時間入場・参拝可能 |
定休日 | 通年参拝可能(年中無休) |
駐車場 | 専用駐車場あり、周辺に有料P多数あり |
料金 | 入場・参拝・拝観は無料 |
アクセス | 【車・タクシー】東名浜松ICより約30分|東名浜松西ICより約30分|JR浜松駅より約10分【電車】JR浜松駅より約1.7km|遠州鉄道 新浜松駅より約1.4km【バス】遠鉄バス「浜鴨江観音」下車 |
Web | 遠州高野山鴨江寺 公式ホームページ |