奥山半僧坊大権現
「奥山半僧坊大権現」は、ある人物(異人)のことを指し、大本山方広寺の鎮守として祀られる神様です。
「半蔵坊」は、方広寺の開祖である無文元選禅師が唐(現在の中国)から日本に船で帰国する際、荒れた海の中を導いて、後年禅師が奥山の地に方広寺を開いたときに「禅師の弟子にしていただきたい」と願い出て、修行に励み、禅師が亡くなられた後、「わたしはこの山を護り、このお寺を護り、世の人々の苦しみや災難を除き ましょう」と言い残して姿を消しました。
以来、この方広寺を護る鎮守さまとして祀られ、世の人々の苦しみや災難を除く権現様として、信仰を集めるようになりました。
奥山半僧坊大権現は、「臨済宗方広寺派大本山 方広寺」内にあります。方広寺内にあるため、違いが分からなかったり、方広寺の別名と思っている人も多いようですが、大本山方広寺の鎮守の神様です。明治14年4月1日の大火で奥山半僧坊大権現の御真殿が焼け残って以降、半僧坊大権現は火防の神としても知られ、10月には大祭が、2月には火まつりが行われます。奥山半僧坊は厄難消除、海上安全、火災消除、所願満足の権現様として広く厚く信仰を集めています。
奥山半僧坊大権現 基本情報
名称 | 奥山半僧坊大権現 |
住所 | 〒431-2224 静岡県浜松市浜名区引佐町奥山1577-1(方広寺内) |
電話番号 | 053-543-0003 |
営業時間 | 9:00~16:00(最終受付時間は15:30) |
定休日 | 通年参拝可能(年中無休) |
駐車場 | 専用駐車場あり・公共の無料駐車場あり |
料金 | 【大人】400円【中学生以下】200円【未就学児】無料 ※方広寺の参拝料 |
アクセス | 【車・タクシー】東名浜松西ICより約40分|新東名浜松いなさICより約15分|東名舘山寺スマートICより約35分|新東名浜松スマートICより約40分|JR浜松駅より約55分【電車】天竜浜名湖鉄道 金指駅より約9.0km【バス】遠鉄バス「奥山」下車 |
Web | 奥山半僧坊大権現 公式ホームページ 方広寺 公式ホームページ |