浜松市の行政区は令和6年1月1日に7区から3区に再編され天竜区以外は区名も変わりました。

秋葉山本宮秋葉神社(下社)

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秋葉山本宮秋葉神社(下社)

秋葉山本宮秋葉神社(下社)遥斎殿

秋葉山本宮秋葉神社は、浜松市天竜区春野町領家の赤石山脈の南端、標高866mの秋葉山の山頂付近に位置する神社です。日本全国に存在する秋葉神社(神社本庁傘下だけで約400社)、秋葉大権現および秋葉寺のほとんどについて、その事実上の信仰の起源となった神社であり、もう一方の日本二社(総本廟)秋葉大権現の越後栃尾秋葉山「古来の根本」秋葉三尺坊大権現と並び、「今の根本」と言われています。

御祭神は火之迦具土大神。秋葉山に鎮まる神で「秋葉大神」とも称されます。伊邪那岐・伊邪那美二柱の神の御子で火の主宰神です。江戸時代までは秋葉権現を祀まつる秋葉権現社と、観世音菩薩を本尊とする秋葉寺とが同じ境内にある神仏混淆の山でした。

秋葉山本宮秋葉神社下社の正式名称は「遥斎殿(ようさいでん)」と言い、山上の本殿を遥拝する神殿です。静岡県西部を流れる天竜川の支流、日本一綺麗な水の気田川のほとり、深い森林地帯にあります。山奥ですがバスも通っており、上社と比べて交通の便は悪くはありません。現在の社殿は切妻造りの昭和18年建立で、「上社」と比べると華やかさは感じられませんが、趣があり神さびた雰囲気の社殿です。但し、人によっては古臭いと感じる人もいるかもしれません。秋葉山の一帯は、天竜奥三河国定公園に指定されており、山麓の坂下から山頂へ上る表参道は、東海自然歩道として整備されています。茶屋、渡世場の跡、常夜燈や町石が残され、江戸時代の秋葉詣での歴史、雰囲気を肌で感じることのできる道で、この参道を通り「下社」から「上社」に参拝するのが理想ですが、上社までは2時間程度の厳しい道のりとなるため、高齢者や足腰に自信がない方は、車で直接「上社」に行くことをおすすめします。

秋葉神社(下社)基本情報

名称秋葉山本宮秋葉神社(下社)
住所〒437-0626 静岡県浜松市天竜区春野町領家328-1
電話番号【上社】053-985-0111【下社】053-985-0005
営業時間24時間入場・参拝可能(夜間の照明設備なし)
定休日通年参拝可能(年中無休)
駐車場専用駐車場あり
料金入場・参拝・拝観は無料
アクセス【車・タクシー】東名浜松ICより約60分|新東名浜松浜北ICより約45分|JR浜松駅より約60分【電車】遠州鉄道 西鹿島駅より約18.0km|天竜浜名湖鉄道 二俣駅より約16.3km【バス】遠鉄バス「秋葉神社(下社)」下車
Web秋葉山本宮秋葉神社 公式ホームページ

地図(Googleマップ)