現在、浜名湖・舘山寺エリアの観光地を中心に『デジタル地域通貨はまなこpay』導入に向けた実証実験が行われている。
『はまなこpay』は、かんざんじ温泉観光協会が地域経済の活性化のために始めた取り組みで、かんざんじ温泉周辺の飲食店・宿泊施設などの対象店舗のみで利用可能なデジタル通過。専用アプリをダウンロードして使用することができる。
現在、は本格的運用に向けた実証実験期間で、令和4年1月7日(金曜)から2月20日(日曜)までの期間、『浜名湖かんざんじ温泉 新春夢ぐりお年玉キャンペーン』と称し、浜名湖かんざんじ温泉の対象宿泊施設の利用者に、周辺の舘山寺温泉観光協会加盟の対象店舗で使用できるデジタル通貨1,000ポイント(1,000円分)を、先着2,000名様にプレゼントする企画を実施している。
また、期間中に抽選で100名様に2,000ポイント(2,000円分)を上乗せしてプレゼント。更に、追加で1,000ポイント(1,000円)の「はまなこペイ」をチャージすると2,000ポイント(2,000円分)が付与される。(※先着2,000名)
浜名商工会も1月14日(金曜)から「はまなこPay」を利用して、商工会の加盟店で1,000円以上利用すると、先着で500円分のポイントをプレゼントしたり、浜名湖などで釣った魚を500円分のポイントに交換したりするキャンペーンを実施している。
デジタル地域通貨は地域経済活性化のため、導入する地域が増えており、かんざんじ温泉観光協会でも観光庁の補助金をもとに導入。今後は決済機能の他に、ポイント機能、地域コンテンツの連携など予定しており、本格運用に向け利用者の利便性向上のためアンケートなどを実施、利用可能な地域や対象を広げたい考えだ。
ただ、地域通貨というものは、特定の地域で消費されることを目的に運用されるべきものであり、地域の拡大や、対象店舗も地域内であればチェーン店も対象とするのかなど、一部から慎重な判断を求める声も上がっている。
【Google play】
https://play.google.com/
【Appstore】
https://apps.apple.com/