浜松市の鈴木康友市長は2021年10月26日(月曜)の定例記者会見で、新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種について、国の方針を踏まえ、12月から医療従事者への接種を始めると発表した。
浜松市には3回目接種分として11月中旬に26箱(約3万回分)のワクチンが供給される予定となっており、12月から2回目接種から8カ月を経過した医療従事者への接種が始まり、来年3月には高齢者、5月から一般の接種を予定している。
接種券は2回目の接種から概ね8か月が経過した市民に順次郵送される。
市では3回目の希望者を72万人あまりと想定していて、職場での接種は行わず個別の医療機関と「アクトシティ浜松」と「はまきたプラザホテル」の2か所の集団接種会場で進めるとしている。
浜松市は、2回目までのワクチンの接種率(12歳以上)が、83.47%と政令指定都市の中では最も高く、希望者への2回目の接種が10月末にほぼ完了する見通しである。