
2025年12月15日(月曜)浜松市の中野市長は、国の交付金を活用し、物価高騰対策として「プレミアム付商品券」を発行することを明らかにした。
これは、国の重点支援地方交付金を活用したもので、政府は食料品価格高騰対策の具体的な手段として「おこめ券」を推進する発言をしているが、本来は各自治体が自由に物価対策として使えばいい制度であるため、浜松市は「おこめ券」の発行を見送り、「プレミアム付商品券」の発行を決めたということである。
販売は来年の6月を予定していて、6,000円分の商品券を3,000円で、1人最大3口まで購入することができる。紙とデジタルそれぞれ40万口(販売額24億円、プレミアム分24億円)が発行され、市内の飲食店や小売店などで使用することができる。
市民からはプレミアム率の高さから商品券発行を歓迎する声が上がる一方で、使い道が限られていることから、家庭を支援ではなく、特定の業種の支援では?といった声や、浜松市の人口から単純計算した場合、全ての人が公平に購入することができない。そもそも「来年の6月に発行というのは遅すぎる」という声が多く聞かれる。
また、この他に子育て応援手当支給事業に23億9200万円余りを計上し、0歳から18歳までの児童がいる家庭に対し、児童1人につき2万円の支給を予定している。
- 発行時期:2026年6月予定
- 販売金額:6,000円分の商品券を3,000円で販売
- 購入数:1人最大3口まで
