浜松市科学館プラネタリウムがリニューアル 1億の星で夜空を再現

昨年10月からリニューアルに伴う機器の入替等で投影休止中（※科学館は営業）の「浜松市科学館みらいーら」のプラネタリウムが2022年3月1日（火曜）リニューアルして営業を再開する。

1億個の星が本物に近い星空を再現

浜松市科学館は、2019年に全館リニューアル時にスクリーンの張替えが行われたが、今回は旧式の投影機が最新のものに更新された。新たに導入された投影機では、直径約20mある静岡県内最大級のドームに旧機種の300倍以上となる約１億個の星を映し出すことができ、肉眼では光の点として捉えることのできない星々も映し出すことで、漆黒の空に奥行きのある高精細な星空を再現することができる。

同時に天体や星座絵などの映像を映し出すデジタル式投映機も最新型のレーザー式に更新された。

浜松科学館のプラネタリウムは、職員によるライブ解説が特長で、その日の夜に浜松で見られる星空の解説と、天文宇宙に関する旬な話題を紹介してくれる。担当するスタッフごとに異なる語り口や演出にもご注目したい。

今までの浜松科学館のプラネタリウムは子供向けであったり、少し古臭いイメージがあったかもしれないが、首都圏でプラネタリウムは人気のデートスポットでもあり、新しくなった浜松市科学館のプラネタリウムにも期待したい。