聖地巡礼の旅「ゆるキャン△」浜松・浜名湖・弁天島・舘山寺 モデル地巡り

人気マンガ「ゆるキャン△２」は、静岡県や山梨県を舞台に、キャンプ場でのリクリエーションや野外調理など、アウトドアを満喫する５人の女子高生のゆるい日常を描いたマンガです。

「まんがタイムきららフォワード」（芳文社）にて2015年7月号から2019年4月号まで連載され、2019年3月29日からは芳文社の漫画配信サイト「COMIC FUZ」に移籍して連載を継続、2021年1月時点で単行本の累計発行部数は500万部を突破。

2018年1月～3月にアニメが放送されたのをきっかけにファン層が広がり、アニメの第２段、映画制作も発表された人気マンガである。

浜松市には「ゆるキャン△２」の中で登場した観光地やお店が多数あり、ファンの間では、作品に登場したモデル地を巡る「聖地巡礼」の旅が人気を集めている。

マンガのモデル地となったのは、「浜名湖の今切口」「弁天島温泉」「弁天島海浜公園」「渚園キャンプ場」「浜名湖かんざんじ温泉」「天竜浜名湖鉄道 佐久米駅・気賀駅」などの観光名所（施設）があり、春華堂の「うなぎパイ」、和菓子処しず花の「いちごの雫」、うなぎさくめの「うな重」、大判焼の藤田屋の「大判焼き」などの地元では知られたグルメも登場する。

浜松市も作品に登場したモデル地を紹介する「ゆるキャン△２モデル地マップ」を作製してファンのモデル地巡りを後押ししている。

マップでは、モデルとなったスポットの写真とアニメのシーンを並べて紹介。うなぎパイや浜松餃子など、浜松のグルメも掲載。地元のローカル線の天竜浜名湖鉄道や、アニメに登場したSUZUKI・HONDA・YAMAHAの自動車やオートバイなどの紹介も盛り込まれている。

マップは５万部を作製が作成され、市役所、区役所、各観光協会などで入手が可能だ。