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コロナに翻弄された「手品家 浜松店」が閉店

手品家 浜松店

一昨年、浜松市で初めて新型コロナウィルスのクラスターが確認された『手品家浜松店』が、2022年2月7日をもって閉店したことが分かった。

毎度、ご来店いただき誠にありがとうございます。皆さまにご愛顧いただきました『手品家浜松店』は閉店いたします。皆さま方のいっそうのご健勝を心よりお祈りいたします。

(出典:手品家浜松店ツイート)

2022年(令和4年)2月7日に手品家浜松店を閉店させました。それに伴い、現在は法人の静岡マジック株式会社の倒産とぼく個人の自己破産の手続きをしている状況です。昨年に静岡店を今年は浜松店を閉店。手品家での約3年間(会社は4年弱)をいろいろと振り返りながら、今の心境を綴って、このフェーズの幕を閉じようと思うわけです。

(出典:手品家オーナーツイート)

手品家浜松店は、店舗面積は約53坪。カウンター5席、テーブル45席の計50席、静岡県内最大級、浜松では唯一のプロのマジシャンによる本格マジックやステージショーが楽しめるマジックBAR。

2020年のクラスター発生当初は、誹謗中傷や風評被害もあったが、浜松市の発表に先立ち自らいち早くクラスターの公表に踏み切ったことで多くの励ましや応援の声に支えられて今まで営業を続けてきたが、静岡県でも1月27日から「まん延防止措置」が発令され、臨時休業中にそのまま閉店となった。

閉店の理由は明らかにコロナに翻弄されたことによるものだが、手品家浜松店のオーナーは「ぼく自身の経営力がただ単純に足りなかったってだけなんです」と謙虚に話す。一方で、「苦しいのは自分たちだけではない。店舗は必ず復活させたいという気持ちがある。マジックに引き続き関わっていきたい。」と力強く話す。

また、手品家浜松店で店長をしていた望月さんは、カウンターでテーブルマジックを楽しめるエンターテイメントBARのオープンを4月に予定しているという。