浜松市は、新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、10月の緊急事態宣言解除以降も飲食店を利用する際は1テーブル4人以下にするよう呼び掛けていたが、11月29日(月曜)以降は人数制限を撤廃することを決めた。
浜松市は発表当日の29日まで13日間連続で新型コロナウィルスの新規感染者が確認されておらず、11月26日(金曜)には、静岡県が飲食店の利用について特段の要請をしないことを決めた。
こうした状況を踏まえ浜松市の鈴木康友市長は、記者会見で4人以下で飲食店を利用するよう呼びかけてきた人数制限の撤廃を決めたと発表した。
ただ、これまでの「1テーブル4人以下」の呼びかけに強制力・罰則はなく、あくまでも市からのお願いであり、既に市民は危機意識が希薄となっていることから呼びかけが守られていたとは言い難く、これを機に飲食業界が一気に盛り返すということはないかもしれない。
12月スタートの飲食代金総額1億円キャッシュバックキャンペーン
浜松市では12月1日から市独自の経済支援対策として『飲食代金総額1億円キャッシュバック』キャンペーンを予定していて、当初は「同居の家族、もしくは4人以下の少人数のグループ」を対象としていたが、これらの制限もなくなる。
浜松市独自の経済支援対策『飲食代金総額1億円キャッシュバック』については下記のページで詳しく解説しています。
【浜松市】飲食代金 1日400組に最大5万円キャッシュバック
【浜松市】飲食代金 1日400組に最大5万円キャッシュバック
一方で、新たな変異ウイルス「オミクロン株」がヨーロッパをはじめ世界各国に広がりを見せていることから「今後感染が再び拡大してきたら、安全を優先した対応を取るなど、状況に応じてしっかり切り替えていきたい」と述べた。