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浜松新球場 最新ニュース・分かっていること

浜松新球場

【最新ニュース】

静岡県が浜松市西区の遠州灘海浜公園篠原地区に建設を予定している野球場について、県は、経済効果などの分析で最も評価が高かった「全天候型ドーム」に絞り、開会中の2月議会に提案する方針を固めていたが、新型コロナ対策による財源不足などを理由に計画を見直す中、県議会からコストや調査不足などの反対を受けて2月議会には「全天候型ドーム」を提案しないで、再検討に入ることになった。(2023年2月)

今後は、建設や運営に民間資金やノウハウを活用するPFI方式の導入の可能性なども探り、ドーム球場案を含めて再検討した上で、新たな案を議会に提案する。

【現在の進捗状況・分かっていること】

球場構造

屋根のあるドーム型か照明のない野外球場の2案に絞られている。経済波及効果や費用対効果を分析した結果、静岡県の川勝知事や、浜松市や経済界でつくる建設促進期成同盟会はドーム型が望ましいとの認識を示している。ドーム反対派はクローバーの葉に見立てた3球場からなる「ベースボールパーク構想」を提案している。

照明設備

照明によるアカウミガメへの影響を避けるため、ドーム型球場か、照明設備のない野外球場に絞られている。砂浜側に屋根を設ける半ドーム型案、照明設備が備わった野外球場という選択肢は事実上なくなった。

収容規模

2万2千人(草薙球場規模)と1万3千人(愛鷹球場規模)の2案を軸に検討が進んでいる。浜松市や経済界でつくる建設促進期成同盟会は2万2千人規模、アマチュア野球団体でつくるNPO法人県野球協議会は1万5千人規模を要望している。

建設予定地

静岡県浜松市西区の遠州灘海浜公園篠原地区

進捗状況(完成時期)

遅くとも来年の2月には基本計画の策定を目指す

建設費用

外野スタンドが盛り土構造:約80億円、1万3千人規模のドーム球場:約290億円、プロ野球が開催可能な2万2千人規模のドーム球場:約370億円、公園全体で500億円以上