浜松市の行政区は令和6年1月1日に7区から3区に再編され天竜区以外は区名も変わりました。

神社巡り・御朱印集め 井伊谷宮4月の特別御朱印

井伊谷宮 拝殿

浜松市では唯一の「官幣社」(神社の格が高いことを示す称号)という格式の高い神社である井伊谷宮(北区引佐町)では、毎月「特別御朱印」の授与を行っている。

季節や世相を反映させたものが多く、4月の特別御朱印は「鎮花祭(ちんかさい)」と「得鳥羽月(えとりはのつき、とことばのつき)」の二種類。

【鎮花祭】
昔は4月頃春の花が散るたびに疫病が分散して流行病を引き起こすと考えられていたため、それを鎮めるために行う伝統祭祀を「鎮花祭」と呼ぶ。舞い散る桜の花びらや、しめ縄が描かれており春らしい御朱印となっている。
【得鳥羽月】
得鳥羽月とは四月の異名の一種で、小鳥の羽が生え変わる季節という意味がある。描かれてる鳥は「ひばり」で、万葉集や俳句にも春の風物詩として数多く詠われていて春を告げる鳥としても知られる。

上記の特別御朱印の他に、150年奉祝の井伊谷宮の御朱印も色が変わります。金地の紙は変わらないが、デザインの色が3か月ごとに変わることとなっており、4月~6月は緑色となります。

また、御朱印の他にも、地元浜松に根差したおみくじとして、おみくじの内容が遠州弁で書かれている「遠州弁うなぎみくじ」も人気です。

【井伊谷宮】
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