秋葉山本宮秋葉神社(上社)
秋葉山本宮秋葉神社は、浜松市天竜区春野町領家の赤石山脈の南端、標高866mの秋葉山の山頂付近に位置する神社です。日本全国に存在する秋葉神社(神社本庁傘下だけで約400社)、秋葉大権現および秋葉寺のほとんどについて、その事実上の信仰の起源となった神社であり、もう一方の日本二社(総本廟)秋葉大権現の越後栃尾秋葉山「古来の根本」秋葉三尺坊大権現と並び、「今の根本」と言われています。
本殿に続く石段は綺麗に整備されています。社殿・参道が豪華で綺麗すぎるため逆に歴史を感じないなんて声も聞かれますが、凛とした空気が流れ、ここが特別な場所であることは疑う余地がありません。
神紋と社紋を分けており、神紋は「七葉もみじ」です。灯篭など境内のいたるところに神紋が施されています。社紋は剣花菱です。剣花菱は武田信玄の寄進と社伝にあります。
東の神門の逆に位置する西ノ閽の神門は、御鎮座1,300年記念事業の一環で、スーパー林道沿い参道に造営されました。材料は、地元天竜杉を使用され、神門四隅には「青龍」「朱雀」「玄武」「白虎」施されているます。
スーパー林道沿い参道には多くの大杉が立ち並びます。天然林を始め、古くは文明年間(1469年~1487年)より植林により育てられたものであり、秋葉杉と呼ばれています。西ノ閽の神門付近には、樹齢650年の秋葉杉の切り株があります。この切り株は神門を造った木の切り株だそうです。
手水舎の向こう側には絶景の景色が広がります。手水舎では、水で両手を清め口をすすぎます。このことを「手水を使う」と言い、これには両手を清め口をすすぐことにより、「心」「魂」も洗い清めるという意味があります。
黄金に輝く「幸福の金色の鳥居」は、平成5年(1993年)皇太子殿下のご成婚を祈念して建立されました。火難を始め諸厄諸病の難を免れ厄除、開運と神徳が授かるようにと願いが込められているそうです。
上社境内には11の末社があります。本殿右脇に「安座石社」が祀られ、本殿に上る階段の左手に内宮社・外宮社・祓戸社の3社、右奥に天神社・水神社・山姥社・小國社・風神社・白山社・山神社の7社が並びます。
上社境内には11の末社があります。本殿右脇に「安座石社」が祀られ、本殿に上る階段の左手に内宮社・外宮社・祓戸社の3社、右奥に天神社・水神社・山姥社・小國社・風神社・白山社・山神社の7社が並びます。
天空のお社とも言うべき標高866mの秋葉神社から望む景色はまさに絶景です。パワースポットと呼ぶにふさわしいく、雲海に浮かぶ景色の中に幸福の金色の鳥居を一緒に収めた写真はご利益があるインスタ映え写真と話題です。写真ではこの絶景は伝わりません。是非ご自分の目でお確かめください。
秋葉神社(上社)要綱
火の神を祭る秋葉神社の上社は樹海と雲海に浮かぶ秋葉山の頂にあり、山全体がご神体となっており、浜松市のみならず全国的に有名な神社です。
日本全国に存在する秋葉神社(神社本庁傘下だけで約400社)、秋葉大権現および秋葉寺のほとんどについて、その事実上の信仰の起源となった神社であり、もう一方の日本二(総本廟)秋葉大権現の越後栃尾秋葉山「古来の根本」秋葉三尺坊大権現と並び、「今の根本」と言われる神社です。
御祭神は火之迦具土大神。秋葉山に鎮まる神で「秋葉大神」とも称されます。伊邪那岐・伊邪那美二柱の神の御子で火の主宰神です。江戸時代までは秋葉権現を祀まつる秋葉権現社と、観世音菩薩を本尊とする秋葉寺とが同じ境内にある神仏混淆の山でした。
「下社」から表参道を通り「上社」まで行く方法がありますが、2時間程度の厳しい道のりとなるため、帰りのことまで考えると足腰に自信がない方は、国道152号線から車で直接「上社」に行くことをおすすめします。
住所・所在地
〒437-0693
静岡県浜松市天竜区春野町領家841
電話番号・FAX番号
- TEL:053-985-0111(上社)
- TEL:053-985-0005(下社)
営業時間・開館時間
24時間入場・参拝可能
【営業時間に関する補足】
- 祈祷の申し込みは事前に事前に電話確認
- 照明設備が無いため夜間の参拝はおすすめしません
定休日・休館日
通年参拝可能(年中無休)
施設利用料金
入場・参拝は無料
【料金に関する補足】
- 祈祷・御朱印・お守り等は別料金です
- 参拝の際は任意ですが、お賽銭をお願いします
駐車場
秋葉山本宮秋葉神社専用駐車場(無料)あり
Webサイト・ブログ(SNS)
交通アクセス
【自家用車(My car)】
- 東名浜松ICより約80分
- 新東名浜松浜北ICより約60分
【タクシー(Taxi)】
- 遠州鉄道「西鹿島駅」タクシー乗り場乗車 約50分
- 天竜浜名湖鉄道「天竜二俣駅」タクシー乗り場乗車 約45分
【電車(Train)】
- 最寄駅から徒歩圏外(1時間以上)
【バス(Bus)】
- 最寄バス停から徒歩圏外(1時間以上)
- 秋葉神社 下社 より参道を通り上社に参拝する場合、遠鉄バス「秋葉神社(下社)」下車 徒歩約120分以上
- 上社直通乗り合いバス(公式ホームページ確認)あり
- 祭事開催時は臨時運行(公式ホームページ確認)あり
地図(Googleマップ)