浜松市の行政区は令和6年1月1日に7区から3区に再編され天竜区以外は区名も変わりました。

浜松市美術館を救え!クラウドファンディング期限迫る

浜松市美術館

現在開催中の「ハイジ展"あの子の足音がきこえる"」が好評の浜松市美術館だが、一方で時期を同じくして開催している「クラウドファンディング」が期限が迫っているにもかかわらず思うように寄付が集まらず苦戦を強いられている。

浜松市美術館のクラウドファンディングは、「浜松でしか見られない企画展をこれからも」との思いで、開館50年の歴史の中で初めての挑戦となる。浜松市美術館が目指す独自の企画展というのは、作品の調査・選定、チラシのデザイン・作成など、全てを一から作るため、莫大な費用がかかってしまう。

今回の目標金額は300万円で、7月20日(水曜)からはじまったクラウドファンディングだが、期限の8月31日(水曜)23:00に迫った今現在、寄付者の人数は28人で集まった金額は305,000円と、目標に遠く及ばない。

応援したい気持ちはあるが、寄付する余裕は…。という人に朗報。今回の浜松市美術館のクラウドファンディングは『ふるさと納税型』となっている。るふさと納税と同様に、寄附額から2,000円をこえる分について税の控除が受けられるため、実質自己負担額2,000円で寄附することができる。

浜松市に住民票を置く人であっても、返礼品はもらえないが、寄付した金額は、税控除を受けることができ、希望する地元の特定の施策を進める資金に活用されます。今回のふるさと納税であれば、全て浜松市美術館の企画展運営のために使用されるということです。

現在、浜松市美術館は苦境に立たされているという。運営には、設置50年を超えて老朽化した施設の修繕、維持管理費用のほか、約7,000点ある収蔵品の調査・修繕費、展覧会のための作品の撮影、会場設営や輸送・展示等の準備にかかる経費、監視・売店職員等の人件費などの経費が必要なのにもかかわらず、コロナの影響もあってか来場者数は落ち込み非常に厳しい財政状況が続いているという。

このままでは展覧会の規模縮小やオリジナル企画の取りやめを検討せざるを得ない状況まできてしまっているという。

締め切りまで残りわずか。浜松市美術館を応援したいという気持ちがある方は、是非ともクラウドファンディングを通じた寄付をご検討ください。

【プロジェクトページ】
https://readyfor.jp/projects/hamamatsushibi

【浜松市美術館】
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/