浜松市の行政区は令和6年1月1日に7区から3区に再編され天竜区以外は区名も変わりました。

浜松市1億円の飲食代金還元キャンペーン8日から始まる

浜松市1億円キャッシュバックキャンペーン

新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け、厳しい状況にある飲食店を浜松市が独自に支援する「1億円キャッシュバックキャンペーン」が8日から始まる。

この支援策は静岡市のように飲食店に一律のお金を配るというものではなく、飲食店を利用する側の双方にメリットがあるキャンペーンとなっている。

キャンペーンの詳細は、「はままつ安全・安心な飲食店認証制度」の認証を取得している飲食店を、同居する家族(人数制限なし)または、家族以外の4人以下の少人数グループで利用した際、抽選で5万円を上限に支払った金額と同額が毎日200組に還元される。

対象となる飲食店は3月時点で約650店舗、市内にある全ての飲食店が対象となるわけではないので注意が必要だ。

対象の飲食店を利用した個人、グループには、レシートと一緒に応募カードが1枚渡される。何名で利用しても、支払いが割り勘でも応募カードは1枚だ。

応募カードの裏面にあるQRコードから専用サイトにアクセスして手順に従って抽選に応募する。市役所シティプロモーション課に郵送でも応募できる。

応募者の条件は浜松市在住の18歳以上で、当選者は還元金の振込先口座を登録すると約1カ月程度で指定の口座に還元金が振り込まれる。

キャンペーン期間は3月8日~28日までの3週間を予定しているが、予算に達したら終了。また、感染状況が悪化するなどした場合はキャンペーンを取りやめる可能性もあるとしている。

本キャンペーンは民間企業が行うようなキャンペーンで、地方自治体の取り組みとしては全国的にも非常に珍しい。市が独自に行う支援策のため、限られた予算の中で大規模な支援を行うことは難しく、景気を刺激して波及効果で経済を回すことがキャンペーンの目的だ。

また、川勝平太知事は5日、臨時記者会見を開き、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、食事券の新規発行を一時停止、利用はデリバリーとテイクアウトに限定していた、飲食業界の支援策「GoToイート」キャンペーンの再開を発表した。「詳しくはこちらのページ」飲食店関係者からは両キャンペーンに対する期待の声が上がっている。