椿姫観音堂
椿姫観音堂は、NHK大河ドラマ、おんな城主直虎により一躍有名になった観音堂です。
徳川家康は永禄11年(1568)、引間城主「飯尾豊前守乗竜」の妻、「お田鶴の方」に使者を何度も送り城を明け渡すよう説得を行いましたがお田鶴の方は説得に応じす、女ながらも手に刀を取り17人(武家事紀には侍女18人)の侍女と共に、懸命に城を守ろうとしましたが、戦いに敗れ討ち死にしました。
城を最後まで守ろうとしたお田鶴の方と17人の侍女に深く感銘を受けた家康は、遺骸を厚く葬り塚を築きました。家康の正室、築山御前も塚の周囲に百株あまりの椿を植えてお田鶴の方の霊を祀ったことから、椿姫観音と呼ばれています。
地元の人たちからは大切にされているという印象を受けるが、間口1メートル×奥行3メートルほどの写真に写っているものが全ての小さな観音堂。なにも知らない人が、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」ゆかりの観音堂だからといってロケ地巡り的な感じの観光目的で訪れたら残念な気持ちになるかもしれない。この観音堂を訪れるのであれば、なにか感じるものがあるかもしれないので、しっかりと由来や歴史背景を知ってから行ってほしい。
椿姫観音堂
名称 | 椿姫観音堂 |
住所 | 〒430-0942 静岡県浜松市中央区元浜町133 |
電話番号 | 053-457-2021(浜松市役所企画調整部広聴広報課) |
営業時間 | 24時間入場・参拝可能 |
定休日 | 通年参拝可能 |
駐車場 | 専用駐車場なし、周辺に有料P多数あり |
料金 | 入場・参拝・拝観は無料 |
アクセス | 【車・タクシー】東名浜松ICより約20分|JR浜松駅より約10分【電車】JR浜松駅より約1.8km|遠州鉄道 八幡駅より約0.9km【バス】遠鉄バス「元浜町」下車 |
Web | 浜松市 公式ホームページ(椿姫観音堂ページ) |