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2023年4月~6月 特別展『北斎展-師と弟子たち-』浜松市美術館で開催

浜松市美術館

2023年4月22日(土曜)~6月11日(日曜)までの期間、浜松市美術館で、江戸時代後期の浮世絵師「葛飾北斎」をテーマにした特別展『北斎展-師と弟子たち-』が開催される。

葛飾北斎は、代表作に『冨嶽三十六景』や『北斎漫画』があり、世界的にも著名な画家で、森羅万象を描き、生涯に3万点を超える作品を発表した。若い時から意欲的で、版画のほか、肉筆浮世絵にも卓越した描写力を見ることができる。さらに、読本(よみほん)・挿絵芸術に新機軸を見出したことや、『北斎漫画』を始めとする絵本を多数発表し、毛筆による形態描出に敏腕を奮ったことなどは、絵画技術の普及や庶民教育にも益するところ大であった。

今回、浜松市美術館で開催される「北斎展」では、葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」をはじめ、「忠臣蔵」「東海道五十三次」といったシリーズものから、役者絵、妖怪絵のほか、西洋の技術である銅版画に感銘を受けたことにより生まれた洋風画、貴重な肉筆画などの作品を通して、北斎芸術の全貌を紹介する。また、北斎に影響を受けた弟子たちの作品はもちろん、なぜ北斎が海外で高く評価されたのかを、様々な角度から検証するために、海外、特にヨーロッパで北斎が知られるきっかけになった『北斎漫画』、北斎の影響を強く受けたと云われるフランス人画家アンリ・リヴィエールの「エッフェル塔三十六景」を展示し、北斎の人気の秘密に迫る。

期間中、本展を監修した「中右瑛氏」によるギャラリートーク、講演会などのイベントも開催を予定している。詳しくは浜松市美術館公式ホームページをご確認ください。

  • 名称:北斎展-師と弟子たち-
  • 期間:2023年5年4月22日(土曜)~6月11日(日曜)
  • 開館時間:午前9時30分~午後5時00分(入館は午後4時30分)
  • 会場:浜松市美術館
  • 料金:一般:1200円、大学生・専門学校生・高校性:800円、70歳以上:600円、中学生以下:無料

【浜松市美術館】
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/