2022年10月 浜松市美術館『名刀 泰平を切り開く 戦国から江戸へ』開催

2022年10月15日(土曜)~12月4日(日曜)までの期間、浜松市美術館(中区)で、三方ヶ原の合戦450年を記念した独自の企画展『名刀 泰平を切り開く 戦国から江戸へ』が開催される。

三方ヶ原の戦いとは、元亀3年(1573年)に、遠江国敷知郡の三方ヶ原(現在の静岡県浜松市北区三方原町近辺)で起こった武田信玄と徳川家康・織田信長の間で行われた戦い。信長包囲網に参加すべく上洛の途上にあった武田軍を徳川・織田の連合軍が迎え撃ったが敗退した。徳川家康の生涯で最大の負け戦ともいわれている。

本展では、戦乱を越えて泰平の世を成した武士の魂とも言える刀と、江戸の文化を紹介する。

近年は、名刀を擬人化したオンラインゲーム「刀剣乱舞」をきっかけに、刀に関する書籍や情報を集めたり、博物館や美術館、神社などに名刀を見に行ったりする刀剣ブームが広がりをみせている。中でも女性の刀剣ファンが急増し「刀剣女子」なる言葉も生まれた。

本展も徳川ゆかりの刀が展示されることから、多くの刀剣ファンが開催を待ち望んでいる。

  • 開催期間:2022年10月15日(土曜)~12月4日(日曜)
  • 開館時間:9:30~17:00(入場は16:30)
  • 休館日:月曜日休館(月曜日が祝日の場合は翌日休館)
  • 観覧料金:一般:1400円、高・大・専門学生:800円 ※各種割引料金あり

【浜松市美術館】
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/