浜松で食べる宇都宮餃子(八幡餃子)が人気

浜松市内には、餃子専門店が約80軒、餃子を扱う店は300店以上に上り、そのほとんどが「浜松餃子」として販売されていますが、2021年7月20日、栃木県宇都宮市に本店を構える、宇都宮餃子の持ち帰り専門店「八幡(はちまん)餃子」が浜松市東区有玉町にオープンした。

ご存知の通り、浜松と宇都宮は総務省の家計調査で毎年のように餃子購入額首位の座を競っていて、ライバル地である浜松に宇都宮餃子が乗り込んできた。

同店は、24時間営業の無人セルフサービス店。約10坪の店内には壁埋冷凍庫、タレ用の冷蔵庫、保冷バック台があり、料金は店内に設置された料金箱に入れて購入する。

餃子は正統派「青の八幡餃子」、ニンニクましまし「極みの赤の白皮八幡餃子」の2種類がある。極みの赤は限定生産となっている。価格はいずれも36個入りで1,000円、オリジナルのタレも200円で販売している。

難癖をつけるわけではないが、ここで一つ問題とされているのが、浜松餃子の定義だ。浜松餃子学会によると、『3年以上浜松に在住して、浜松市内で製造されている事』とある。

現時点で、八幡餃子は『3年以上浜松に在住』という条件は満たしていないが、いずれ条件を満たすことになる。本店が宇都宮にあり、本店と同じ味の餃子を出していたとしても、条件を満たし宣言さえしてしまえば、それは浜松餃子ということになる。

しかし、八幡餃子は、浜松で製造はしていない。宇都宮センター直送とのことなので、八幡餃子は本場の宇都宮餃子を味わえるお店ということになる。

  • 店名:八幡(はちまん)餃子 有玉南町店
  • 住所:〒431-3122 静岡県東区有玉南町2378
  • 電話:053-478-7032
  • 営業時間:24時間営業
  • 定休日:無休
  • 価格:36個入り1,000円、タレ200円
  • 駐車場:4台程度