シネマイーラ「きさらぎ駅」永江監督大ヒットお礼舞台挨拶（7月2日予定）

シネマイーラ（浜松市中区）で上演されている、匿名掲示板2ちゃんねる（現在は５ちゃんねる）発の都市伝説で、遠州鉄道「さぎの宮駅」がモーチーフの映画「きさらぎ駅」が大ヒットを記録している。

浜松市で唯一の上演となるシネマイーラでは、2回目となる上演期間の延長が決まり、7月2日（土曜）には、映画「きさらぎ駅」の永江二朗監督の大ヒットお礼舞台挨拶を予定している。

シネマイーラでは7月14日（木曜）までの上演を予定している。

以下は筆者の感想、ネタバレを含みます。まだ見ていない人はページを閉じてください。

実際に筆者はシネマイーラに「きさらぎ駅」を見に行ってきたが、率直な感想として、なかなか面白かった。浜松に住んでいるからこそのツッコミ部分はあるが、それは置いといて、低予算映画としては、以前話題となった「カメラを止めるな」よりも引き込まれた。

TOHOシネマズで上演されていないため、興行収入ランキングの上位には入っていないが、レビューは軒並み高い。

２ちゃんねるの「きさらぎ駅」をそのまま再現しているのではないと分かったときは、想像、期待していたものと違うということで一瞬違和感を感じるかもしれない。

しかし、あくまで２ちゃんねるのきさらぎ駅をベースとした完全なオリジナル作品として見ていくうちに構成がよくできていて、ホラーのはずが、笑える作品でもある。大きく分けて２部制で構成されていて、後半は先が読めてしまうが、逆に期待通りの展開になることが気持ちよく、作品に入り込んでしまう。

最後、エンドロールの後にも「なるほどねー」と感じる展開があるので、途中で帰らないように！