【浜松市】2022年版アニメの聖地「エヴァ」「ゆるキャン」両作品で認定

(出典:アニメツーリズム協会)

2020年版「エヴァ」「ゆるキャン」聖地に認定

一般社団法人アニメツーリズム協会は12月15日(水曜)、2022年版「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」を発表した。訪れてみたい日本のアニメ聖地88は、世界で人気の日本のアニメを地域創生や新たなインバウンド需要に結びつける活動として、2017年から始まった。

今回、浜松市は、2021年版以前から認定されていたアニメ作品『エヴァンゲリオン』『ゆるキャン△』両シリーズに新たに登場した聖地として2022年版の認定を受けた。

浜松市は2021年版にも『ガヴリールドロップアウト』のモデル地として聖地の認定を受けている。

【エヴァンゲリオン】
第3新東京市を舞台に、主人公「破シンジ」と仲間が人型決戦兵器エヴァンゲリオンで謎の敵「使徒」と戦うというストーリーで、。劇場版アニメの最新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のモデル地として天竜二俣駅の「車両基地」や「転車台」といった施設が作中に登場、傷ついた主人公が再起を図る重要な地「第3村」として描かれている。
【ゆるキャン△】
キャンプ場でのリクリエーションや野外調理などアウトドアの魅力と、それを身の丈に合った範囲で満喫する女子高校生たちのゆるやかな日常を描いたマンガで、浜松市内の観光地やグルメも登場する。

候補は作品の舞台、モデルとしてファンに一定の認知を得て いることを前提とし、選定は国内外のアニメファンを対象とした投票結果をもとに、権利者、地方自治体等との協議を協会事務局が行い、その結果を基に理事会で総合的に判断し決定される。

昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年版を2021年版として掲載していたが、今年は6月下旬から11月30日までWeb投票と、新たな試みとしてアニメ聖地に投票箱を設置したリアル投票を実施。これらを集計した上位作品をベースに権利者や地方自治体と協議を行い、2022年版が選定された。

ロケ地・モデル地を巡る聖地巡礼の旅も人気で、浜松市は市内の『ゆるキャン△』のモデル地・ロケ地を紹介する『浜松・浜名湖モデル地マップ』『浜松・浜名湖ロケ地マップ』を作成し配布、天竜浜名湖鉄道ではエヴァンゲリオンのラッピング列車を運行し、駅名を「第3村」に変更するなど、観光客誘致に力を入れている。