井伊谷宮 コロナウィルス収束の願いを込めた特別御朱印の授与

2021年1月、浜松市で一番格式が高く(官幣中社)、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」の井伊家ゆかりの神社としても知られ、天皇家とも縁の深い井伊谷宮(北区引佐町)が特別御朱印の授与を行っている。

コロナウィルスの感染拡大が広がる中、古くに嵯峨天皇が疫病が流行った際に紺紙に金字で写経をして、疫病が治まったという言い伝えがあることから、特別御朱印は紺色の台紙に金色の文字で書かれ、コロナウイルス収束への願いが込められている。

また、井伊谷宮オリジナルの御朱印入れ(初穂料500円)も新たに奉製された。

一面には御祭神の歌が記され、もう一面には神紋菊紋と御祭神が愛したスモモの花の紋、井伊谷宮の創建に尽力し重要文化財の刀剣を奉納した井伊家の橘紋と井筒紋が描かれている。

井伊家と言えば赤のイメージがあるため、紋が記された面は赤を基調に伝統とモダンが融合したデザインとなっている。

井伊谷宮では初詣の分散参拝を呼びかけていたこともあり、正月の縁起物も多めに用意されているため、参拝の際は社務所に立ち寄ってもらいたい。