運転免許証の写真写りが悪い。気に入った写真で免許証を作成したい。
運転免許証の更新の際、浜松に住む多くが利用する「西部免許センター」では、写真の持ち込みに対応していることをご存知だろうか?
優良運転者なら有効期限が5年間同じものを保有し続ける運転免許証。身分証明の際に提示する機会も多く、できることならカッコよく、可愛く撮れた写真を使いたいもですよね。
しかし、更新の際の写真撮影は流れ作業の一発本番。「写真写りが悪い」「撮り直ししたい」と思っている人は少なくないはず。
そこで利用者する人が増えているのが「免許更新の際の写真の持ち込み」だ。
実は写真の持ち込みについては「運転免許証更新手続きの案内」のハガキに記載があり、特に裏技的なことではないのだが、規格についての注意事項には「1.無背景・無帽・正面を向き上三分身のもの」「2.サイズ縦3cm、横2.4cm」「3.申請日前6カ月以内に撮影されたもの」「4.カラー・白黒どちらでも可」としか記載がなく、背景の色については特に規定が無いということにお気づきだろうか?
運転免許証の写真というと、青の背景というイメージが強いのだが、道路交通法では「無背景」と定められているだけで、単色であれば「オレンジ」や「ピンク」などでも問題はないとされている。(※但し、肌色など顔の輪郭が判別ができない色は不可)
2018年には日産自動車が「マーチ」のプロモーションとして、大日本印刷株式会社の子会社でインスタント証明写真機などを設置運営する株式会社DNPフォトイメージングジャパンとのタイアップにより、全国のインスタント証明写真機「Ki-Re-i」で、マーチのイメージ色である「ナデシコピンク」の背景色で写真を撮影できるようにし、ピンクの免許証を広めようというキャンペーンを開催している。
参考URL:http://www.nissan.co.jp/SP/MARCH/ID-PHOTO/
しかし、自治体によっては対応していないところもあるという。(作業工程の都合上、現在は対応ができていないが正しいか?)
浜松市浜北区の西部免許センターに確認してみたところ、西部免許センターでは写真の持ち込みに対応しており、背景色が青以外の免許証についても問題なく作成できるという。ただし、注意しなければならないことが2点あるという。
しかし、上記2点を考慮しても、写りに不満のある免許証を長期間保有することを考えれば、写真の持ち込みを検討する価値はあるだろう。運転免許更新の際は検討してみてはいかがだろうか。
また、2019年12月の道路交通法改正により、「運転免許証の写真が気に入らない」という理由で免許証の再発行(手数料:2,250円)をすることが可能になったことも併せてお知らせしておく。